グローバル・エリート日記

時価総額世界トップ20に入る、グローバル事業会社のリージョナル・ヘッドクォーターに勤める外資系エグゼクティブ・サラリーマンの日記。シンガポール在住。グローバルキャリア、グローバルビジネス論、マーケティング・ブランディング・広告。

シンガポールに住む日本人のヒエラルキー 3: ヘッジファンドのトレーダー・アナリスト

andrew-sg.hatenablog.com

今回は、ヘッジファンドのトレーダー・アナリスト。

税制の理由で、そこそこの数のヘッジファンドがシンガポールにも存在しています。日本人が経営しているヘッジファンドもちらほら。そこで働く日本人トレーダー、アナリストもそれなりにいます。

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完全実力主義の世界ですので、なんぼ儲けたかで給与を大きく異なるかと思うのですが、やはりそれでも他のどの業界と比べてもダントツの給与水準だと思います。トレーダーについている人は、30代でも数億稼ぐ人はいます。アナリストなんかは、正直業界の分析しているだけだし、大した仕事してないと思うのですが、それでも20代の若造でも2000万以上は確実にもらっていると思います。

昨今は外資系投資銀行も先が見えているので(特にIBD、完全にアップサイドなし、ただの奴隷)、外銀マンの中では、ヘッジファンドを究極のキャリア・デスティネーションとして考えている人も多いようです。

まあ、でもやはり、この業界で働いている人は、ちょっとユニークな人が多いですよね。金の亡者みたいな人も多いし。カジノ好きも多いですので、マリーナベイサンズのカジノに通っている人も多いようです。あと、とんでもない女好きが多いのも事実。よくSQのスッチーたぶらかしてます。

ただ、お金という意味では、完全に勝ち組です。あっぱれ。